小さなペンのなかに、確かな技術と可能性が隠されています。
私たちぺんてるケミカルは、文具づくりで得た大きな価値を多様な産業分野へ活かしています。
主力製品のボールペンなどの筆記具部品は、長軸成形部品・精密小物部品の多数個取りの射出成形品がほとんどで、非常に高い精度が求められています。
文具づくり55年の実績で得た大きな価値は、必ずお客さまのお役に立てると確信しております。
文具づくりに要求される精密成形品
①「パチン」と音がしてはまる、キャップのついたペンなどの例
普段、何気なく使っているボールペンには多くのこだわりがあります。
実はボールペンの成形・金型は、非常に高い精度を要求され、「キャップ嵌合」、「ペン先シール」、「キャップ止め当て」を両立させる為、それぞれがミクロンオーダーの調整が必要なこれらの形状を、お互いの位置関係が1/100mmの精度で成形できるように金型を製作し、生産管理する必要があります。
②難易度の高い薄肉成形の例
ホワイトボードマーカーは生インク仕様の為、軸構造にヒンジ機能を付けノック可能な成形を行っています。
高精度な多数個取り
筆記具部品は16~32個取りの金型で成形しますが、それぞれがこの精度に調整する必要があり、生産には高い技術と経験が必要です。私たちはこのような高精度の部品を、数百万個/月というオーダーで大量に生産しています。
ぺんてるケミカルではばらつきの少ない高精度な多数個取り成形に多くの実績を有しています。
文具から化粧品へ
文具製品において、従来までの「コールドランナー」(金型内でランナーも冷やされ成形品と共に取出される方式)に加え、1992年に「ホットランナー」(ランナーレスとも呼ばれる)の成形技術を確立いたしました。その技術を活用し、数多くの化粧品用部品の生産を展開しております。
文具から医薬品へ
文具製品で確立された多数個精密成形技術と成形環境(クリーンルーム)を組み合せ、プラスチック射出成形とブロー成形による医薬品用部品の生産もおこなっております。
プラスチック射出成形・金型に関するお問い合わせ
TEL : 0299-22-5171 FAX : 0299-22-5176
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